パタヤビーチが浸食され消滅へ!?②
パタヤビーチが浸食され消滅へ!?②
2015年9月、台風から変わった熱帯低気圧と
高潮に襲われて大きな被害を受けたパタヤビーチ。
あれから4ヶ月半が経過し、
再びパタヤに来ました。
アマリオーキッド、ホリデイインパタヤ前
土嚢が積まれたビーチ
午後になると水が引くので日光浴できるようになります。
パタヤ・ソイ1前
えぐられた歩道
満潮時には海水が入ってきます
街灯の支柱の土台も破壊されています。
釣りをする人も現れました
パタヤ・ソイ6前
排水路はコンクリートで埋め立てられていました。
また排水路として利用するようです。
この排水路前でインド企業がCMの撮影をしていました。
インドはパタヤで映画やCMを撮影するのが好きみたいです。
(以前、ジョムティエンで映画撮影しているところを見またした)
パタヤクラン前
陥没した歩道は修復されていました。
ビーチの幅を見ると痛々しいです
歩道に乗り上げてしまってるビーチチェア
歩道より高い場所にあるビーチチェア
ウェーブホテル前
階段が無くなってしまいました。
歩道ギリギリまで土嚢を積んで、
砂をかぶせて見栄えを良くしたようです。
マイクショッピングモール前
ロイヤルガーデンプラザ前
ここから先はほぼ終わった状態です。
ロイヤルガーデンプラザの少し先から
ウォーキングストリートにかけては
大規模な埋め立て工事をすることになりました。
工事現場からロイヤルガーデンプラザ方向
パタヤビーチが全てこのような状態かと言うと、
そうではありません。
比較的大丈夫な場所もあります。
(埋め立てた場所もあります)
パタヤビーチはハワイのワイキキビーチのように
半永久的に埋め立て工事を続けることを選択したようです。
ハワイは土壌がタロイモ畑で砂が流れ出してしまい、
それを補充する形で本土の西海岸から運んできた砂を使い、
定期的に砂を補充していますが、
パタヤの場合は潮の流れの変化による浸食です。
状況的にはハワイより難しいのではないでしょうか。
前回、パタヤに来た時も
ビーチの砂を歩道側に運んでる人たちがいましたが、
今回もいました。
しばらく(本格的な雨季に入るまで)は凌げると思いますが、
高潮と大雨が重なってしまったらどうなるかわかりません。
埋め立て工事した箇所も全ておじゃんになってしまうと思います。
これからパタヤを訪問される方は
パタヤビーチはあと数回で見納め
と思っておいたほうが良さそうです。
—– 2016年2月10日追記 —–
少し波が高い日(とは言っても50cm程度)は
こんな感じになります。
せっかくパタヤに来たのだからということで、
意地になってリゾート気分を楽しむファラン。
撮影直後、もろに顔に波をかぶってしまい逃げていきました。
流されるボート
下がる一方のバルチック海運指数同様、
ボートを所有しているだけで赤字垂れ流し・・・
この日、夕方になって潮が引き、
日付が変わる頃には干潟みたいになっていました。
これから先、良い状態・悪い状態を繰り返しながら
徐々にビーチが浸食されていくのでしょう。
※この記事は2016年2月7日に旧ブログに投稿したものです。
パタヤビーチが浸食され消滅へ!?①
パタヤビーチが浸食され消滅へ!?③
パタヤビーチが浸食され消滅へ!?④
浸食されて消滅したパタヤビーチが人工ビーチに!
ジョムティエンビーチも浸食され消滅へ!?